トリートメントじゃ髪は治りません


どうも、Link時松です。

皆さんがサロンでトリートメントをする理由って何でしょうか?

傷んできたから?
髪のツヤがないから?
広がってきたから?
理由は様々だと思います。

色んなお店があって、色んな考え方がある中で恐らくどのトリートメントも"補修"を謳っているものが主だとおもいますが、もしやお客様の"補修"と美容師側の"補修"って意味合いが違っているのでは…?

もう、序盤で(というかタイトルでも書いてますが)

トリートメントでは髪は治らない

と書いてますが、これは美容師間では完全に定説となっています。

髪は元々死滅細胞であり、自己修復能力は皆無でーす。
天地がひっくり返っても治りません。

じゃあトリートメント意味ないがな、となりますが当然意味のない事ではありません。

始めの話に戻りますが、お客様側の補修と美容師側の補修の意味の捉え方が違っているよなぁーなんて思っております。
もちろんそれはお伝えすべき立場である自分達の責任なわけです。
という訳で今回のブログを書こうという経緯に。(暇だからです)


お客様はトリートメントは髪を治すものだと思っている。

と、個人的には思っています。
大きくは違わないんですが、傷んだ髪を健康にするイメージがあると思うんです。

ですがこれはノンノン。

トリートメントは足りない栄養分を補って擬似的に健康にみせる技術です。

付け加えるならこれ以上傷まないように、あるいは痛みにくいように防御力を上げるものだと思えばより効果的に利用できるとおもいます。

トリートメントで治すという認識だと、
いまの髪が凄く綺麗な人はきっとトリートメントはしないと思うんですが
いまの髪の綺麗な状態を維持する為のトリートメントだと思うと

トリートメントってした方がええやん。

ってなると思います。
あると思います。

これからの時代は予防美容。

だと思っていて、傷んだからトリートメントを。
から
傷ませたくないからトリートメントを。

お肌も同じで、10年、20年先を見据えて良いものを使っている方も多いかとおもいますが、髪にも同じ事が言えるかと。


もちろんダメージを受けてしまった髪を綺麗にする技術も凄く必要で大事。
ですが、トリートメントに限らず、そもそも傷ませない為の技術を磨いていきたいと思います。

よりステキなヘアライフを。

ツヤっツヤの髪、憧れますよねぇー
では。

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